間投助詞

5 間投助詞

◎「や」、「よ」、「を」
 主に和歌や会話で用い、詠嘆・呼びかけ・強意などを表す。

訳…文脈に応じて、〜よ/〜ね など。「を」は、主に上代に用いられ、訳に入れなくてもよいことが多い。

※「や」は疑問・反語の係助詞と、「を」は目的格の格助詞、接続助詞との区別に注意が必要。

問八 次の括弧内の助詞の種類を答えなさい。

? 石見の(や) 高角山の木の間より わが振る袖を妹見つらむか

? 「さりげなくて(を)もて隠し給へ」

? 夜(や)暗き 道(や)惑へる ほととぎす わが宿(を)しも過ぎがてに鳴く

? 少納言(よ)、香炉峰の雪はいかならむ。

? かく歌ふ(を)聞きつつ漕ぎ来るに、

? 来むとありし(を)、さ(や)あると、目(を)かけて待ち渡るに、