2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

形容詞・形容動詞・音便

4 形容詞◎ク活用 語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形 おもしろ く く し き けれ ○ から かり ○ かる ○ かれ ※カリ活用(から・かり・○・かる・○・かれ)は、命令形を除き、助動詞に続く時しか使わない。未然形・助詞「は」に続く(仮定を表す…

物語文学

★…本文としての出題はあっても、文学史ではあまり問われない作品。★★…本文としてはほぼ出題されないが、文学史ではよく問われる作品。★★★…絶対必修の作品。2 物語文学◎伝奇物語(つくり物語) 源氏物語以前の、伝奇的要素の強い物語。かつては多くの物語が…

和歌・漢詩

★…本文としての出題はあっても、文学史ではあまり問われない作品。 ★★…本文としてはほぼ出題されないが、文学史ではよく問われる作品。 ★★★…絶対必修の作品。1 和歌・漢詩◎上代(奈良時代以前)編 和歌(=やまとうた)は、『古事記』・『日本書紀』に登場…

動詞の活用

3 動詞の活用動詞は、用言(単独で述語になることができる単語。動詞と形容詞と形容動詞)の中で、一部の例外を除き、終止形がウ段で終わるものです。名前の通り、おもに動作を表します。現代語とは違った活用の仕方をする上に、現代語とは仮名遣いが違った…

活用形の役割

2 活用形の役割 日本語(現代語でも古文でも)の単語の中で、動詞・形容詞・形容動詞(合わせて「用言」と言います)と助動詞は、その役割によって変化します。これを「活用」と呼ぶのですが、活用形には、それぞれ役割が決まっているので、それをある程度…

歴史的仮名遣い

歴史的仮名遣いは、古典を読むための基本中の基本です。慣れないうちは違和感があるでしょうが、慣れてくれば、むしろ現代仮名遣いの方がおかしく感じられます。 1 一文字だけでも読みが異なるもの ハ行 歴史的仮名遣いでの表記 は ひ ふ へ ほ 読み(現代…